とり唐揚げは無情にも

漫画家志望の女の日記

アナログとデジタル

  アナログで描ければ最強だと思うけど、デジタルにはデジタルのいいところがあるわけで。ここ2、3日そのてのことが頭から離れず、ペン入れ原稿も途中で放り出している状態。

  手書きで書くときと、キーボード打ちで書くときとではリズムが違ってしまう、という内容をある小説家(誰だかは忘れた)が言っていたような気がするが、絵も同じな気がする。極端に絵柄が変わるわけではないけど、ペンの勢い、トーンの使い方、ベタ量、効果音などなど。学生の時分に初めてデジタル原稿を描いたとき、トーンがあまりにも簡単に貼れるから画面がゴッテゴテになったのを覚えている。アナログの網トーン60%が普通だから60%で貼ったらだいぶ陰影出てしまったりとか、手ぶれ補正しすぎて線に柔らかさが消えたりとか。いろいろ試行錯誤してました。

  私も以前は「漫画はアナログだろ!」とペンタブ握りしめながらも思ってたけど、今はどちらでもいい。というか、アナログがどうこうとか、デジタルがどうこうとか気にしてるのは描き手だけで、読者はそんな細かいこと気にしてないんじゃないかと思うようになりまして。もう漫画作成のためのツールとか技術云々やる前に面白いやつ描けよ、と。最近はそうして自分の尻叩いております。「ののみやの作画行程とかどうでもいいわ!」と内なる私も言っている…。

 

  あー。なんか文章にこうしてまとめちたらなんだか心持がかわってきたぞ!

  そうだな。だまって面白い漫画描け! だな。

  頑張ります。

 

 

  それではおやすみなさい。もうおは4が始まるよグヘヘ★